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東洋医学的な頭痛の種類

頭痛

前々回は西洋医学的にみた頭痛の種類を書きましたが、今回は東洋医学的に、特に経絡別に(痛みの場所)分類してみたいと思います。

 

東洋医学では、経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギー(気)の流れを基にした経絡別の頭痛が考えられています。以下は一般的な経絡別の頭痛の例です:

 

1. 太陽経頭痛(たいようけいずつう):頭の側面から目にかけての痛みを特徴とする頭痛で、風邪や寒冷刺激が原因とされます。

2. 陽明経頭痛(ようめいけいずつう):目の上やこめかみに痛みを伴う頭痛で、消化器系の不調が原因とされます。

3. 少陰経頭痛(しょういんけいずつう):頭の後ろや首の付近に痛みを感じる頭痛で、ストレスや感情的な問題が関連していると考えられます。

4. 太陰経頭痛(たいいんけいずつう):頭の後ろから首にかけての痛みを特徴とし、冷えや湿気が原因とされます。

5. 厥陰経頭痛(けついんけいずつう):頭全体に広がる頭痛で、ストレスや不規則な生活習慣が影響しているとされます。

 

これらの経絡別の頭痛は、東洋医学の理論に基づいて考えられたものであり、どこの部位に頭痛があるかで、治療するツボを決めることができます。

経絡(エネルギー・気)の流れが悪いために頭痛が起こった考えると、治療が複雑にもなりません。

あなたの頭痛は東洋医学的にみたら、どんな種類の頭痛ですか?

頭痛でお困りの方は、ご相談ください。

 

くわはら鍼灸院